脱ハンコ旋風のなかで

水戸黄門様が悪役に突きつける名シーンに登場する「印籠」は、少し前の時代には小学生などの子供たちの間においても、誰もが知っているアイテムでありデザインとして、多くの人々がその存在を周知していたと思われますが、皆さんは「印籠」はどういったものであるのかをご存知でいらっしゃいますか。その昔、印籠には印鑑が入っていたことから「印籠」と名付けられたそうです。印鑑の他にも無くしては困るものとして、お薬などを入れていた時代もあったようです。印籠には「家紋」が入っていることが象徴的でもありますが、最近では「家紋」も「印鑑」も世の中から消滅しはじめようとしております。皆さんは昨今、世の中で騒がれている「脱ハンコ」旋風についてどのようなお考えを持たれていらっしゃいますでしょうか。